お疲れ様です!
本日はキャブレターってなんだ??
と思うお客様にむけて少しお話してみよう的なブログです。
キャブレターのお勉強コーナー!
まずは車体より取り外しましたキャブレター単体のお写真です。
エアクリーナーから吸った空気量に合わせてガソリンを吸い上げます。
内部で霧状になったガソリンと空気の混合気をエンジンに送ってます…..
……ややこしいわ(。・∀・)ノ゙
とりあえずエンジンを動かす為の燃料を送ってると覚えてください。
キャブレターの底面になります。
一先ずビスを3つ外して中身を見ていきましょう~!
フタを開けるとこんな感じになっております。
ガソリンをキャブレターに一定量貯めておく為のフロート(白いうき)があります。
その上、中央付近にある丸い穴が空いているパーツがメインジェット。
そのまた上にある一回り小さい丸い穴があいているパーツがスロージェット。
マイナスドライバーで取り外してみましたヾ(•ω•`)o
スロージェットはアイドリング(信号待ちしてる状態)から低速域の燃料供給を担当しております。
メインジェットは中速域から高速域を担当しております。
かなり小さな穴からガソリンを吸い上げておりますので、
細かいゴミやサビなどが詰まるとガソリンの供給ができなくなります。
当店では整備時に全車両オーバーホールしておりますヾ(•ω•`)o
お次はキャブレターの上面になります。
フタを外してみましょうヾ(•ω•`)o
フタをパカッと外すと中にはリターンスプリングと、
ダイアフラム式のスロットルボディーがお目見えします。
アクセルを開くと、キャブレター本体にエアクリーナーボックスから空気を吸い込みます。
ダイアフラム式のスロットルは直接開閉はせず、
キャブレター内で発生する負圧と正圧とのバランスにより開閉しております…..
ややこしいわ\( ̄︶ ̄*\))
まあ、とりあえず上下に動きます( ̄ ‘i  ̄;)
さきっちょのニードルが先程のメインジェットに刺さってまして、
ガソリンの量を開閉具合により増幅させたりしております。
こちらのパーツはエンジンの始動し始めにガソリンを増量するパーツです。
オートチョークという名前のごとく自動的に作動します。
寒い時とかは特にエンジンのかかりが悪くすぐにエンジンが止まってしますので、
かなり重要なパーツと言えます。
インジェクション車両はコンピューター制御で燃料の量を調整しておりますが、
キャブレターは神秘的に調整しておりますww
まあ、ややこしいと思いますので本日の結論….
キャブレターは偉大だ( •̀ ω •́ )✧
という事ですww
キャブレターとインジェクションを比べると。
1.パーツ構成が安価にできる。修理代が安い。
2.アイドリングや燃料の調整が容易。
3.加速感や最高速が少し良い。
4.始動性の安定感はインジェクションの方がよい
5.燃費はインジェクションが少しよい
6.キャブレターを考えた人は天才
7.カッコいい( •̀ ω •́ )✧
説明が難しいのでご理解して頂けづらいと思いますが、
少しでもキャブレターというパーツを知って頂ければ幸いです。
それでは長文となりましたが本日はここまで~。
楽しいズーマーライフを( •̀ ω •́ )✧
Nattyworks 三宅でした。